SF-Day2 #2

MISSION DISTRICT

ゴールドラッシュにより1848年頃から西海岸には沢山の移民が押し寄せた。
オシャレなショップや飲食店が立ち並び、SFで最もヒップと呼ばれるミッション地区もかつては貧しいヒスパニック系住民の街でした。
シリコンバレーへのアクセスが良く、近年IT企業へ勤める若いエンジニア達が移り住んだことで雰囲気が様変わりしたそう。

二日目はこのミッション地区をまわります。
今時の洒落たカフェやアパレルショップが並ぶがちょっと路地に入ればヒスパニック系の雑多な店も多く、お互いの文化が混在する街並み。

フォーバレルコーヒーを出て南北へ伸びるバレンシアストリートを歩きます。

The Voyager Shop
GRAVEL&GOLD

気になるショップに寄り道しながらアラバマストリートへ。

ユニコーンいた

あのトミー・ゲレロもよくコーヒーを飲みに来ると言うATLAS CAFE。
ちょうど昼時で混雑していたので断念。

そしていよいよわたしが一番行きたかったショップが目前に。

Heath Ceramics

泣く子も黙るHeath Ceramics[ヒースセラミックス]
世界中から愛されるサンフランシスコ発祥の陶器メーカーだ。
日本だと千駄ヶ谷のプレイマウンテンで取扱いがあるけど、札幌に住んでる私達が実際に手に取って購入するのは至難の技。
数年前、原宿のCPCMでヴィンテージのマグカップにウン万円の値札が付いていたのを見てそっと棚に戻したもんです。

ということで今回は買っちゃうぞコンニャロー!と鼻息荒くやってきました。
ここに来るために日本で気になる器を見つけてもグッと我慢してきたのだ。

入るとすぐにニューススタンドがあり、雑貨や植物等も並んでいてここだけですでに楽しい。なぜかONKULやkiiitos.など日本の雑誌もありました。

ここからは併設されている工場での作業風景を垣間見ることも出来ます。
サクラメントから製品の素地がここに送られてくるそう。
この日は残念ながらひっそりとして機械も動いていない様子だったのでいよいよショールームへ。

ショールーム入り口
キャーッ!
キャーーッ!
キャーーーッ!

ぽってりとしたフォルムと、釉薬が生む自然を想わせるやさしい色合い。
かわいいかわいいかわいいの暴力。たたみかけるかわいい。
店内は広々としていて、決めきれないわたしはあっちへ行ったりこっちへ行ったり。

ぐるぐると歩きまわり、最終的に選んだのはコチラ↓

フラワーベースとトールカップ。
あと、母に同じフラワーベースの色違いをお土産に。
え?たった3つだけ?って感じだけどコレだけで約1万円、、。
別日に行く予定の場所にも店舗があるので一旦冷静になろうとここで打ち切りに。
※後日フェリービルディング内の店舗にも行ったのですが想像以上にミニマムなお店で、結局買い足さず。

Tartine Manufactory

同じ建物内にはサンフランシスコで一番人気のあるベーカリーのTartine Manufactory[タルティーン マニュファクトリー]があり、そちらでは全ての料理をHEATHの器で提供しています。
そこにも必ず行くぞ!と決めていたのだけどこちらも昼時の混雑により諦めました。

そろそろお気づきかもしれませんが、私たちは食事のために並んで待つ、ということが出来ないのです。
外出先で食事をする際は【待たないで入れるところ】が最優先事項なので結婚してから毎年クリスマスは中華屋で麻婆豆腐食ってます。

ヒースとタルティーンについてはVOGUE JAPANのMEET with LOCALSの動画が素敵に紹介してくれているの必見。

The Aesthetic Union

さらに同じ建物内には活版印刷の工房兼ショップも。
小さいお店ですがショップでは文房具が売られ、奥はプレスルームになっていて実際に活版印刷機を動かしている様子が見えました。




この建物はサンフランシスコらしさがたくさん詰まっているのでぜひ立ち寄ってほしいスポットです。